4月2日(土)

私の大好物の小女子の釜揚げが市場に出回る時期になりました。
普段食べているジャコや小女子は、
獲れたばかりの魚をいったん蒸して、その後、乾燥させた物です。
小女子が獲れる今、「釜揚げ」っと呼ばれる蒸しただけの小女子が
この辺りの市場に出回ります。
すぐに食べないと腐りやすいので、どうもこの辺りでしか食べられないようです。
知多半島の先端にある豊浜という漁港で獲れるようですが、
一年のうちの今の時期だけ、その上、
どのスーパーでも扱っているわけではありません。
この時期になると、あちこちのスーパーを巡って探すのですが、
先日、「釜揚げ小女子が好き♪!」っと父の耳に
入れたばかりに父は、ほぼ毎日のように名古屋の市場で釜揚げ小女子を
探し私の為に買ってくるのです。



ワカメと一緒に酢物にすると日持ちもして、とても美味しいのですが、
この半月ばかり、こればかり食べております・・・・・。

子供の頃、兄と弟と私で「苺の数がお兄ちゃんの方が多い!」っと
苺の数が多い少ないで喧嘩になった事がありました。
それを見ていた父は、次の日に
ダンボール箱に一杯の苺を買って来て、私達兄弟に食べさせたのでした。
「もう食べたくないよ〜!」っと言うぐらい食べさせられ、
最後には「苺ぐらいで喧嘩するな!」っと私達兄弟の喧嘩を戒めたのでした。

そんな父なのです・・・・・。
ああ、何ともありがたき父の愛。

まだ釜揚げ小女子の生活は、続きそう・・・・。