8月28日(日)

 この夏休み中に読んでみようと2冊の本を買いました。
そしてもうすぐ、読み終わるところです。



一冊は少し前に皇太子様の発言で取り上げられた「子供が育つ魔法の言葉」と
アメリカの精神科医のワイズ博士の書いた「未来世療法」。

以前、父の事を「バカヤロー!」っと言ってテーブルをひっくり返す
「寺内勘太郎一家」の小林亜星演じる父親のようだと紹介しました。
テーブルこそひっくり返さないけれどわんまんな父は、思った事は
言葉も選ばす相手の気持ちも考えずズバズバという人です。
その態度とは裏腹にとても人情味のある暖かい人なのですが
言葉で誤解を招き随分損をしているように思います。
そんな父に育てられ、兄と弟という環境に育った私は
自分を主張するのにおとなしく優しい女の子ではいられませんでした。
家業を手伝っていた時も、随分父と兄弟と揉めたものです。
そして家業も離れて親からも独立したので父とも兄弟とも揉める事無く
第三者として家族を見、そして今までの自分自身を振り返ってみました。
「こんなに悲しい思いをさせられた、こんなに心が傷ついた・・・」っと
誰かを責めていた自分だったのですが、
本当は自分がもの凄く相手を傷つけていたんだ・・・と気がつきました。
「言霊」(ことだま)っと言うように、言葉にもエネルギーがあるっと
いいますが、私は今までに沢山、悪いエネルギーを発してしまいました。
そして、沢山の人を傷つけてしまいました・・・・。
・・・・こんな事を今、気がついたのです。

そして、どうして私はこの父の娘として生まれてきたのかしら・・・っと
考えたとき、一つの答えが出たような気がしました。
気づきが出来ても自分を改善するのは、かなり大変な事。
だって人間の性格や性分なんてそう簡単には変わりませんから。
でも、せっかく気づいたのだから時間がかかっても、
私の人生の終わる前までに改善出来れば・・・っと思うのです。
お釈迦様の言葉で

全てがあなたに調度いい
今のあなたに今の夫が調度いい
今のあなたに今の妻が調度いい
今のあなたに今の子供が調度いい
・・・・・・・・
・・・・・・・・(省略)
全てがあなたに調度いい

っという言葉を何かの本で読みました。

今の私に調度いい人が現れたら、大変です。
多分、素敵な人と会えるのは、もっともっと先になってしまいそうですが、
そんな日が来るまで、頑張ってみようと思うのでした・・・・。


・・・・こんな事を考えていたら、
偶然この2冊の本に出会ったのです。
「言葉」の持つ大きなエネルギーを考えて、
いいエネルギーを発するようにしなければいけません。
どうぞ、みなさんこんな未熟な私を見守ってやって下さい。