2月4日(土)

 ある時から少しずつ集めているものがあります。
誰もが絶対に持った事があって、それが無くなり始めてから
大切にとって持っている人は何人もいるでしょう。
でも、きっと私ほども沢山持っている人は、そうそういないと思います。
数年前までは、たま〜に見かけたりもしましたが
この所、なかなか見かける機会がなくなってきました。
そんなわけで私のコレクションもこれ以上増えそうにありません。
きっと、今の子供達は手にしたこともないし、
持っていないと思います。
私は、そうなる事を見込んでずっと前から集めていたのです。
これを毎年、子供達にあげたらきっと喜ばれる!そう信じて
ずっと集めてきたのでした。
そして、私にも甥っ子ができて、自分の想像していた夢が実現したのです。
毎年一枚ずつ渡しても何十年も渡せる、
もしかしたら自分の孫(今は独りなので有り得ないけど)まで
続けることが出来るかも・・・・・と夢を見ていたのでした。
それが実現した初めての正月。珍しい事もあって、ちょっとだけ喜ばれました。
そして、それが続いた数年のあるお正月、
兄や弟から「 使うことも貯金する事出来ないから
もうお正月のあれ、止めてくれない?」っと私に。
ちょっとショックでした。
私は、毎年それをもらう事を甥っ子達が楽しみにしていると思っていたからです。



それとは、お年玉の500円札。
今では甥っ子達に数年に渡ってあげたので少し減って77枚の500円札。
1000円札の夏目漱石君よりも価値のある
500円札の岩倉具視君だと思っていたのですが。
兄や弟から言われたので500円札はやめて、
数年前からこれもまた最近見ることがなくなってきた紫式部さんの2000円札に
変えたのですが、こちらはなかなか私の手元にやってくることがなく入手困難。
それなのに、この頃は兄弟から「ケチ」呼ばわりされ
私の心意気が理解されずがっかりなのです。

でも、今月は出費が重なるので両替しようかな・・・・・・。
私が一番、現実的?!