3月26日（日）

私が目指す2人のおばちゃんがいます。

一人はホームヘルパーの講習を受講していた時に
隣にあった「たこ焼き屋さん」のおばさん。
そこのおばさんはとても元気のいい人で「たこ焼き下さい！」っと言うと
「わざわざ来てくれてありがとね〜！午後からの講習も頑張ってね〜！」
という具合にいつも色んな言葉をかけてくれます。
おばさんの元気な言葉にとても励まされるのです。
安いたこ焼きなのに、おばちゃんの言葉のエネルギーにとても心が満たされ
とても素敵なおばちゃんだ・・・・っと感じたのです。

先日もニュースステーションで古館さんが
「バカヤロー」と言葉をかけたお水と「ありがとう」と言葉をかけたお水では
「バカヤロー」と言葉をかけた方のお水はすぐに腐ったと言っていました。
言葉には「言霊」（ことだま）と言うようにエネルギーがあると感じています。
この頃は、私なりに言葉を考えながら大切に使うようにしています。

　もう一人は、回転寿司屋の調理場で働いているおばちゃん。
先日、母と回転寿司を食べに行った際、奥の調理場から
「焼きたての卵焼きどうですか〜！」っとニコニコ笑顔のおばちゃんが出てきました。
その顔は、まるでお多福さんのように素敵な笑顔だったのです。
そのおばちゃんの笑顔を見たら思わず「出し巻き卵、下さ〜い！」と言い、
おばちゃんの焼いた卵焼きが食べたくなってしまうほどでした。
とても笑顔が素敵なおばちゃんだったのです。

お布施と言って、お金を差し出したりしますが
「顔施」っと言うほど笑顔で人に接する事も大切な施しの一つ。
赤ちゃんが笑顔で微笑みかけるのも「顔施」。
そのにこやかな赤ちゃんの顔をみて怒る人なんていませんものね。
おばちゃんの素敵な笑顔を見て自分にも振り返ってみたのでした。

祖母の戒名に「和顔」（わげん）という文字が頭に入っているのですが
祖母は、とても穏やかな性格の優しい人でした。
そんなわけで2人の素敵なおばちゃんと祖母に影響されて
「和顔愛語」を目指す素敵なおばちゃんになりたいな・・・っと思う私なのです。

・・・・気が短くても怒ったらあかん！あかん！・・・・