7月9日(日)
今回の旅行は、色々ありました〜。
っといよいよ出発の日。
朝6時15分にセントレアに行く為に、弟には5時50分に迎えに来るよう頼んで
いつ来てもいいように5時45分にマンションの下で待機。
それが、55分になってもまだ来ない・・・・・6時を過ぎても来ない・・・・・。
「朝まで仕事をしているから大丈夫!」っと自信満々に答えていたのに・・・・。
何度も携帯電話に電話を入れても留守番電話に切り替わってしまい・・。イライラ・・・。
もうタクシーを呼んでいる時間もないし、自分の車で行くしかないか・・・っと思った時に
「そうだ!父ちゃんなら起きている!」っと思い父に電話を入れたのでした。
朝早くからお経を唱える父なので、起きているはずなのに電話に出ない・・・・。
イライラ・・・急ぐ気持ちで必死の私。
お経を唱えているので電話の音が聞こえなかったようで、3度の電話でようやく応答し
「トシ(弟)が来ないから、飛行場まで乗せてって〜!!」っと慌てて言うと
「トシならここで寝てるぞ!」「おい!トシ!起きろ!」っと電話の向こうで父の声が。
「はあ〜!!」呆れて怒るところだけれど、とにかく急いで出かけなければ!!!
猛ダッシュで迎えに来てくれ、セントレアへもアクセル全開!
朝一番なので高速道路もすいていた為、10分で到着し
何とか約束の時間に間に合ったのでした。
「あ〜やれやれ!」
こうして、私の長〜い一日が始まったのです。
9時成田に到着しツアーに参加の東京グループの人たちとの待ち合わせが2時。
5時間もの間、一人ベンチに座って読書に没頭したのでした。
一冊の本を読み終え、集合場所へ。
気さくそうなメンバーに安心し、皆でチェックイン。
飛行機に搭乗するまでに少し腹ごしらえでも・・・っという事になり
メンバー5人、レストランに入ったのでした。
初めてお目にかかる人たち同士、話がはずみ
ふと時計を見ると何と!搭乗時刻を過ぎている!
焦って皆で搭乗ゲートまで走ったのでした。
走っている最中に「コンチネンタルエアラインにご搭乗のトミノユキコさま〜!・・・・・・」っと
館内放送までされてしまい髪の毛を振り乱して爆走する5人のメンバー、
「あ〜!7時間も前に成田に到着しているのに何してるんだ・・・・・」っと
笑えない事態だったのでした。
無事、搭乗しここでも「あ〜やれやれ!」
既に着席している人たちの冷たい視線をあびながら、席に着いて一件落着。
何とかアメリカへ向かうことが出来たのでした。
その夜、ボストンの空港からレンタカーを借り、少し迷いながらも無事にホテルに到着。
ようやく私の長い一日が終ったのでした。
「あ〜やれやれ!」
7月10日(月)
この日は、ホテルで開催される「ビンテージファブリックショー」へ。
どんな物があるのかワクワク♪
名前の通りファブリックは一杯なのですが、今まで見てきたヨーロッパの感じとはちょっと感じが違います。
コスチュームも「大草原の小さな家」に出てくるような
アメリカ開拓時代のウエストがキュッと締まってちょうちん袖のような服が沢山ありました。
布の柄もアメリカらしいカラフルな色調の物から最近の物まで色々です。
取り敢えず、使えそうなレースをゲット!
手に袋を幾つも提げてあるビンテージコスチュームを見ていたら、オーナーのレゲエ頭のお姉さんが
「袋を持ってあげるからゆっくりご覧なさい」っと言ったので袋を手渡したのでした。
数分見たけれど、何もないので袋を返してもらおうと思ったら
何とそのお姉さん、重い袋をず〜っと手に提げて持ってくれていたのでした。
スーパーの試食コーナーで試食をしてしまったら、試食した商品を買わずにその場を去ることが出来ない私は、
それを見たら何も買わずに出ることが出来ず、何か安そうな物でも・・・・と物色。
一番安そうなキャミソールを選んだのでした。
でも、高い!ボロボロなのに結構いいお値段・・・・・・。
義理堅い(?)私は、何故かそのお高いボロボロのキャミソールを買ってしまったのでした。
それが、これ。リボンがボロボロで引っ張ったらちぎれてしまいました。
その上、ウエストが伸びると思っていたらこのままでかろうじて着る事は出来たものの、
笑ったらボタンがはち切れてしまいそうな感じ。
「どうしてこれを買ってしまったのだろうか・・・・」っと後悔しながら部屋に戻り、
皆と本日のお買い物発表会。
キャミソールの話をしたら皆から非難轟々。何故か変な所で義理堅い日本人気質の私なのでした。
そしてこの後、車で5分で行けるというスーパーへ夕飯の買出しに出かけたのでした。
楽しい買い物報告に満足感を得たメンバーは、車の中でも会話がはずむのでした。
それが・・・・・ホテルを出て左に曲がってすぐにあるスーパーのはずなのに、
どこにもスーパーは見当たらず、何故か道はインターの入り口へ。
スーパーに行くはずが、何とハイウェイに乗ってしまったのでした。
次の出口で出よう!っと出口を探すものの広大な土地アメリカの田舎にあるのハイウェイ。
次の出口までには、数十キロも走る事になってしまい全員の顔から血の気がサ〜っと引いたのでした。
結構な距離を走って一番近い出口を出た後、無事にスーパーに辿りついたのでした。
初めて行くアメリカのスーパー。日本とは違って大きい上に品数豊富、
ドックフードのラベルまでとっても可愛らしいアニメになっています。
パッケージに印刷されたホワイトテリアを見てCocoちゃんを思い出したのでした。
「Cocoちゃん、元気にしているかしら〜、私がいなくて寂しくないかしら・・・・・」っと。
無事、夕飯の食料を買いホテルに戻ろうとしたものの
また迷子になってしまいあちこちで道を尋ねて無事、ホテルに到着した時には
出発してから3時間が経過していたのでした。
5分で行けるスーパーが、3時間のドライブになったのです。ホホホ・・・・・。
取り敢えず無事に戻れたので、皆で乾杯!
スーパーで買ったお惣菜食べてワインを飲みながら、珍道中アメリカの初夜は過ぎたのでした。
7月11日(火)
2日目からは、屋外のアンティークマーケットへ。
行った人からの話では、40度近くにもなってとにかく暑い!という噂。
帽子に長袖のジャケットを着て日焼けをしないようにいざマーケットへ。
道を挟んで両側にある広い芝生のグランドに沢山のテントが建っています。
一つのストールは、100以上。それが、道の両脇に沢山あるのです。
錆びでボロボロのガーデンセットから
時には実際のサイズほどありそうな牛ちゃんも、
誰だか知らないけど、こんなお兄さんもいます
意外といそうでいなかったのは、ビンテージの人形を扱うお店。
唯一、ここのお店には沢山のビンテージちゃん達がいました。
ビスクドールは、全く見つけられず
唯一、このデッカイ子を見つけただけです。
ホーローのキッチン用品やファイヤーキングなどを扱うお店はしばしば・・・。
現代物のステンドグラスのパネルを扱うお店もありました。
飛行機に重量規制がなければ買うところですが・・・。
この日の夕飯は、ちゃんとした所で食べよう!という事になり
ホテルの敷地内にあるレストランへ。
ロブスターにステーキが一緒になったプレートとサラダにサーモン。
5人で3人分をオーダーしても十分な量。
この日は、何事もなく楽しい夜の宴会は続いたのでした。