アメリカ日記その2

 7月12日(水)13日(木)

 2日間朝食をホテルで食べたのですが、料金が別だと聞いて
急遽、ホテル飯はやめになりホテル前のマックへ。



いわゆる朝マックです。

そして、またこの日もマーケットへ・・・・・。

  

パイレックスのキッチン用品も色んな色があってとても可愛い♪
いかにもアメリカらしい雰囲気です。



ガーデン用の噴水や巨大な銅像など、庭の広〜いアメリカならではのグッズも豊富です。
それにしてもこれを買った後、どうやって持って帰るのかしら・・・・。



お散歩中のホワイトテリアを見て、Cocoちゃんを思い出し・・・・・・。
Cocoちゃん、私がいなくて寂くてご飯も食べられなくなっていないかしら・・・・っと思ったけれど
Cocoちゃんに関してはあり得なさそう・・・・・。

滞在中は、お天気がとても不安定で晴れていたかと思ったら、雷が鳴り出して大雨が降ったり。
そんなわけで、午前中にマーケットを見て雨が降り始めたらホテルのある町に戻り
お買い物・・・・・っというパターンで最終日まで過したのでした。

   

アメリカのカントリー雑貨を扱うお店(左)やアメリカの雑誌ビクトリアンに出てきそうな
ロマンティック雑貨を扱うお店・・・・・。
日本とはまた様子が違い見るだけで興味深い商品で一杯です。



最後の夜は、ホテル内にあるイタリアンレストランで夕飯を。
連日のマーケットでのお買い物にピリオドを打ち
楽しいアメリカでの最後の晩餐に5人の話もはずんだのでした。
そして翌日の朝は5時にホテルを出発する為、早々に切り上げ早めに就寝したのでした。




7月14日(金)


朝一番でチェックアウトをして、寝坊する人もなく無事にホテルを出発。
あとはハイウェイに乗って飛行場に行くだけ。
ホテルを出てすぐに「ハイウェイ左曲がる」の看板を見つけ一安心。
6人乗りの前4人に東京のメンバーが座り、私は一人後部座席でどこを曲がるのか
迷子になる事がないよう目を見張っていたのでした。
前の4人は話で盛り上がって気がつかなかったようなのですが、
看板を過ぎてもどうも出口が出てこない。
「さっきの所を曲がるんじゃない?」っと後部座席から意見を。
なにせ初日に5分で行けるはずのスーパーが、
間違えてハイウェイに乗ってしまい3時間のドライブになってしまったゆえ、
ここで間違えたら大変な事になると思い、一応確認。
念の為に戻って曲がってみたら、やっぱり!曲がらなければいけない道を
まっすぐ直進しようとしていたのでした。
飛行機の時間が決まっているのにまたまた大変な事になるところでした。
「あ〜、やれやれ!」
無事ハイウェイに乗ってボストンまで走り、あとは飛行場への出口を出るだけ。
また、楽しく会話が始まったのでした。
一時間以上走りようやくボストンの街中に入り、看板に飛行機のマークで矢印を見つけ
メンバーの一人が「わ〜、このマークを見ると安心するわね〜♪」っと言って
飛行場のすぐ近くまで来た事を実感。
2つほど、飛行場への案内の載った看板を見ていよいよ出口に差し掛かったところ、
何と出口がクローズ(閉鎖)されていたのです。
「ぎょえ〜!」高速道路なので車を止める事も出来ず、
車の流れに沿ってずんずん進むばかり。そして飛行場からは、離れていくばかり・・・・。
後ろで安心していた私も前の様子に気がつき、「通り越したの?」っと訊ねたのでした。
そう言っている間にも車は、進んで行くばかり・・・・・。
電光掲示板に別の出口から出るように書いてあったらしいのですが、
安心していた私はそれを見過ごし、見ていた前のメンバーも「出口が無かった!」と言うだけ。
このまま進んでしまったらまた郊外に出てしまうと察した運転していたメンバーは、
機転を利かせ一番早くにある出口から取り敢えず出たのでした。
出口を出て市内に入ったものの、地図など無い。
車の流れに沿って、走って行くしかないのです。
そのうち、人も歩いていないような臨海地帯になってしまった上、困った事に
地図も無い、訊ねる人もいない。飛行場がどこかなんて全く分からない。
自分達がどこにいるかすら分からない。
でも走っていたら、また飛行機のマークを見つけたのです。
「この看板を見ながら行けば、辿り着けるんじゃない?」っと看板を見つけながら進んだのですが、
2つの看板以降、全く看板が無くなってしまったのです。
空を見上げても飛行機なんて飛んでいないし、一体飛行場はどこなんだろうか・・・・。
そして、ダンキンドーナツを見つけお恥ずかしい限りの英語力しかない私が
お店の中へ・・・・・。(もう一人、私と同じレベルの英語力の彼女を連れて)
レジにいた女の子に訊ねたら「分からない!お客さんに聞いて!」っと言われ
新聞を読んでいた白人の老人に「迷子になってしまったの!エアポートはどこ?」っと
つたない私の英語で尋ねたのでした。
おじいちゃんは、読んでいる新聞の記事を指差して
「この事故のせいで空港への橋が通行止めになっているんだ!」っと。
ひょえ〜!どこの事故だか分からなかったけど、テレビのニュースで私もその事故を見ていたのです。
「どこか他の道はないの?」っと聞くと
「わしも知らん!取り敢えずここを出て2つ目のレッドランプの交差点を左折しなさい」っと
言われたのでした。
おじさんから飛行場までは10分ほどだと聞いて、取り敢えずホッとしたのでした。
早速、車に戻り2つ目のレッドランプを左折。
誰かにまた尋ねなければ・・・・っと走っているとガソリンスタンドが。
他のメンバーも流石に青ざめて真剣な表情。
このままでは、飛行機に乗り遅れてしまう・・・・・。
今度は、ガソリンスタンドのレジにいた胸毛のモジャモジャのおじさんに尋ねたのでした。
でも・・・・、おじさんは一生懸命説明してくれるのですが、何を話しているのか・・・
英語力の乏しい私はおじさんの話す英語を理解する事が出来なかったのです。
「おじさん!それを地図に描いて!」っとお願いすると
「トラスト ミー(信用しなさい!)」と言うばかり。
「信用しようにもあんたの言ってる英語が分からんのじゃ!」っと言う事も出来ず
「地図に描いてよ〜!」っと言うと
自分の説明した文章を英語で書いてくれたのでした。
でも・・・・、あまりにも上手?過ぎて読めないような文字。
結局、おじさんから聞き出したのはガソリンスタンドの前の交差点を左に曲がる。それだけでした。
左折した後、牛乳配達中のおじさんを発見!
もう誰でもいい!そんな気持ちで
「おじさん!迷子になってしまったの!飛行場までどうやって行ったらいいの?」っと
再び尋ねたのでした。
「そこのガソリンスタンドがある交差点を左折して・・・・・」
その後の事は理解出来なかったけど、取り敢えず交差点を左折してまた誰かに尋ねよう!っと
車に戻り、直進。交差点に行ってみたら一方通行で左折が出来ない。
おじさんの勘違いかも・・・・っと思い次の交差点で左折してまた走り出したのでした。
大通りに差しかかろうとしていたので、下手に大通りを走ってしまうと
またとんでもない所に行ってしまったら大変!その前に誰かに聞かなければ・・・っと
探したものの誰もいない。
駐車場で車に乗り込むおじさんがいたので、「イクスキューズミー!」っと手を振って
走って行ったのでした。「このおっさんを逃したら、もう誰もいそうにもない!」
そう思った私は、どんな人なのか危険な相手なのかを確かめる事よりも先に必死で駆け寄ったのです。
たまたま英語も理解しやすいおじさんで、もう空港まで5分のところで
大通りを出て陸橋の手前を左折したらいいとの説明を身振り手振りで理解したのでした。
そして、おじさんの言う通りに走り飛行機マークの看板を発見!無事、飛行場に辿りついたのでした。
でも、まだ油断大敵!レンタカーを返さなければいけません。
飛行場もターミナルが沢山あるし、通り過ぎてまた高速道路に乗ってしまったら
とんでもない所に行ってしまうからです。
よたよたとしながらも慎重に進み、何とかレンタカーの会社に辿り着き
飛行場への回送バスに乗り込んだのでした。
8時半の飛行機に飛行場のカウンターでチェックインしたのは8時少し前。
本当にギリギリのチェックインでした。
無事、チェックインを済ませて今度こそ本当に「あ〜やれやれ!」
免税店で家族へのお土産を購入する予定だったけれど、そんな時間もなく
無事、飛行機に乗り込んだのでした。
メンバー5人、ホッ!
ニューヨークでまた乗り換え、これで飛行機が落ちない限り無事に日本へ帰れる・・・・っと
心から安堵したのでした。

   

マーケットで拾った(買った)ミニチュアジュナウザーの
メンバーみんなで名づけてくれた「マチャチューチェッチュ」をカバンに入れて
何とか成田へ帰国したのでした。
成田では、楽しく過ごしたメンバーと涙のお別れをして
私は一人「マチャチューチェッチュ」と名古屋への便に乗り換えて
岐路、Cocoちゃんの待つ名古屋へ向かったのです。



名古屋に到着し荷物を受け取るターンテーブルで自分のカバンの出てくるのを待ちながら
念の為、迎えに来るよう頼んだ弟に電話を入れて
「あんた〜!飛行場に来てるよね?」っと確認の電話を入れたのです。
「ううん・・・」何だかしっくりこない返事。
何故か電話の向こうで子供の泣く声が・・・・。
「もしや、忘れていて今から出てくるんじゃ〜」っと思いつつ到着ロビーの出口を出ると
そこで私を待っていたのは、何と!お友達のエンジェルコレクションの坂崎さんと河村君
そして色葉の森田さんの3人だったのでした。
私を驚かせる為に家族には内緒にするように・・・っと言ってあったらしく
思いがけないお迎えにビックリ仰天!
そして、夕飯を共にしながらみんなにアメリカのマーケットの報告を。
その後、一週間ぶりの我家にCocoちゃんの大喜び振りを想像して帰宅したものの
Cocoちゃんは予想に反して、私よりも3度目にお目にかかった坂崎さんに
大喜びしているのです。ちょいとがっくり!
「こいつ〜!」
勿論、私がいない間も元気一杯しっかり食事を摂っていたCocoちゃんでした。
取り敢えず、ここで本当に「あ〜やれやれ!」ホッと一息ついたのです。
そんな私のアメリカ日記、長い文章に時間を割いていただきありがとうございました。
アメリカでとてもいい気分転換が出来ました。
また、これから頑張ります♪

追伸 メンバーの皆様も本当にお世話になりました。いつもは一人の買い付けですが
お陰さまで色々ありましたが本当に楽しい時間を過させていただきました。感謝♪