10月8日(日)
今日は講習2日目。
お子様を連れたお客様がお越しになるから・・っと
椅子を一つ余分に並べてお待ちしていると・・・・・やって来たのは
小さな子供ではなくて小学校の4年生の女の子。
小さな子供だったりするとお母さんが作っている間にぐすったりするのを
あやしたりなだめたりしなくてはいけませんが、4年生なら
聞き分けも出来て安心。
ところが、講習が始まっていざお裁縫を・・・・っと糸と針を取り出して
縫い始めたのは、ママではなくて小学校4年生のお嬢様「ミズホちゃん」でした。
そして、「糸と針を持つのは今日が初めて♪」っとママが。
「え〜?!大丈夫かいな〜!」っと少し心配になった私でした。
「これを作っておばあちゃんにプレゼントしたい♪」っと申し込んでくれたのですが
いざ縫い始めてみると、すごく大きな目・・・そして「玉留めってなあに?」の世界です。
針を持った事も無いミズホちゃんがおばあちゃん為に一生懸命。
説明すると初めてのなみ縫いもあっと言う間に細かく縫えるように・・・・・・
そして、玉留めも自分で上手に出来るようになりました。
恐ろしい事に他の誰よりも縫うのが早く、一番に完成したのは
初めて針を持ったミズホちゃんだったのです。
難しい所はお母さんにも手伝ってもらい
無事、完成した作品を手にご満悦のミズホちゃん。
早い上にとても上手に出来ました。驚くべき小学4年生です。
きっとおばあちゃんは、涙して喜んでくれたでしょうね。
とても器用な小学校4年生のみずほちゃんに脱帽でした。
今日の時間が、ミズホちゃんの人生のどこかにきっと影響を与えてくれる事でしょう。
小さなミズホちゃんが一生懸命縫い物をしている姿が、とても印象的な今日でした。
昨日、今日と講習会にご参加下さいました皆様、
どうもありがとうございました。心からお礼を申し上げます。