10月19日(木)

今日、レッスンでお越し下さった生徒さんがとても素敵なペンダントをされていました。
紺色のエナメルのような雰囲気の大きな丸い玉で
中央が2色の貝で組み木されたような雰囲気の不思議な感じ。
アンティークで見かける気付け薬などを入れるビネグレットのように見えたので
「それは何ですか?」っと思わず訊ねてみたのでした。



これ、「オルゴールボール」という物だそうです。
付け根の部分を持って左右に振ると小さな鐘が幾つも鳴ったような
何とも幻想的な音がするのです。
ネットで調べてみたら紀元前ヨーロッパのDruid(ドルイド)と呼ばれる古代ケルト民族から続く歴史ある物。
  ケルト民族の僧侶達が自然と一体化し、深い瞑想を行うためにドルイドベルと呼ばれる
神秘的な鈴を作り出し、それはその後、機械仕掛けのオルゴールへと発展。
  ドイルトベルの存在は忘れ去られようとしていたのですが、
今世紀の初めになってドイツ人の銀細工師がドルイドベルの存在を発見し、
いくつかのドルイドベルが復元され、その複製が作られるようになったそうです。
オルゴールボールが奏でる音色は聞く人に心身のストレスの低減や、
脳波をアルファー波やシータ波の状態に導くなどの優れた効果があるそうです。

「はあ〜!知らなかったわ!」っと皆さんでこのペンダントを耳元でフリフリ。
「もしかして、次のレッスンには皆さんが首にこれをぶる下げていたりして?」
「そしたら皆さんでオルゴールボールで演奏会でもしますか?」っと
盛り上がったのでした。

色んな形、素材があるようです。
模様の入ったもの、イルカや四葉のクローバーが付いた物やハートの形や雫型。
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