11月25日(土)

Cocoちゃんは、私が寝ているとパジャマから見えている肩のアトピーのボロボロを見つけて
一生懸命ペロペロと舐めるのです。
私が座っているとスカートの裾から出ている足に出来た皮膚のボロボロを
一生懸命ベロベロと舐めてきます。
本当は舐める事でばい菌が入るので、いけないのでしょうが
「あたちが治してあげるから・・・・」っとばかりに
一生懸命に舐めるCocoちゃんの姿を見ていると涙が出てきます。
どこでも舐めるわけではなく、皮膚がボロボロになったところだけを舐めるのです。
もしも家族の誰かがアトピーだったら、是非、手の届かない背中など
本人に代わってクリームや薬を優しく塗ってあげて欲しいと思います。
私は、一人なので手の届くところしか薬も塗ることは出来ませんが、
自分に代わって人の手で塗って貰う事で、その人の「治って欲しい」という
想いが伝わってで傷口も癒やされるように思います。
ある皮膚科に行った際に、皮膚科の先生が私のボロボロの患部に
絵の具のパレットナイフ(多分、皮膚用のナイフだと思うのですが)で薬を塗布しました。
確かに病院には色んな人が来るけれど、別にウィルスを持っているような
病気でもないのにそのパレットナイフがボロボロの患部に当たる冷たさを
何だか悲しく感じたのを今でも忘れません。
「治って欲しい」っと願って愛される人の手から塗ってもらう事は、
薬とは別のエネルギーがあるように思います。
だから家族にアトピーの人がいたら、やさしくその手でクリームを塗ってあげて欲しいのです。



私の最愛の家族のCocoちゃんは、今日も遊びつかれてぐっすり眠り込んでいます。