1月10日(水)

今夜は、叔母と母とイギリスでお世話になった知人と私の4人で
オーストリー・ウィーン料理の教室に行きました。
オーストリーの家庭で作られてきた伝統ある素朴なお料理のメニューです。
600余年にわたってハプスブルグ家に統治されてきたオーストリーの庶民が
チェコ・ハンガリーなど色々な国の影響を受けて育んできたお料理。
今夜のメニューは、洋ナシのカッテージチーズ和え、
レンズ豆のスープ、紫キャベツと栗の和え物。
ここまでは、「へ〜!」っと納得出来るメニューだったのですが、メインが

    

私と母は、「クヌーデルのきのこソース」。レッスン2度目の叔母は、「農夫のごちそうシチュー」でした。
デザートはリンゴのアーモンドケーキとコーヒー。



この「クヌーデル」っと言うもの、先生は「団子」と言ってましたが初めて食べた食材(?)でした。



これは、クヌーデルをお湯で茹でているところ。
丸く団子状になった、これ何だと思います?
実は、フランスパンです。フランスパンを細かく刻んで色々な調味料を混ぜてこねて団子にしたものです。
クリーム仕立てのキノコのソースがかかると、全くパンの風味がなく別の食べ物のようでした。
叔母が食べた「農夫のご馳走シチュー」はざっくり大きな野菜にベーコンブロックがドカ〜ン!
盛り付けられたのを見た時には「ひえ〜!食べられるのかしら〜!」っとボリュームにビックリ。
それが、しっかり煮込んだベーコンは脂がスープに染み出しさっぱり。
スプーンを入れるとトロリととろけるほど柔らかいのでした。
そして、一緒に盛り付けられているのは私と母のメニューにもあった「クヌーデル」の団子。
想像も出来なかったウィーン料理の美味しさに皆、「へえ〜!」の連発。
美味しいお料理に素敵な先生とマダム達の楽しい会話でとても有意義な夜でした。
そして母子で一緒に習い事を出来る幸せも改めて感じたのでした。
是非是非、機会があったら「クヌーデル」(団子ちゃん)を召し上がってみて下さい。
こん後のメニューも楽しみだわ♪