イギリスの中心部にコッツウォルドと呼ばれる小さな村が散在する丘陵地帯があります
羊毛が盛んだった13世紀から16世紀に栄えたエリアですが
近代化の波にさらわれず昔の面影がそのまま残る美しいたたずまいです

私が留学していたのはコッツウォルドの中心的な町 チェルトナム
午前中の授業が終わるとバスに乗ってあちこちの村に遊びに・・・
散策をしながらお弁当を草原で広げ 帰り道にティータイム・・・・・・
とてものどかで贅沢な時間を過ごしたのでした 

とにかくどこを歩いても絵ハガキの世界
カメラを持ってパチパチ写真を撮りたくなるのです

バスで10分ほどで行けるウィンチカムは
素敵なティーショップがあってお気に入りの村の一つ

草原の脇に「フットパス」の看板を見つけたら
塀をまたいで草原へ入ることが出来ます
羊や牛のいる草原をお散歩できるのです

ここだけの話ですが
草原の羊や牛がいる所は
下をよく見て歩かないと
○○○が沢山落ちていて踏んだりしたら
大変な事になってしまうので
要注意なんです
個人の家のお庭もびっくりするほ素敵です
チェルトナムは1788年ジョージ3世が保養に訪れて以来
温泉で有名になり 
ロンドンのお金持ちが別荘として家を持ったり
移り住んだりしたのです
そんなわけで田舎であってもリージェンツスタイルの
洗練された建物と庭園におしゃれなお店が並んでいます

「花盛りの美しき英国」っという賞を受賞
春から夏にかけて町じゅうが花であふれる素敵な所です



イギリスに行ったらロンドンもいいですが
コッツウォルドの村々を
ゆっくり時間をかけて散策してみてください
日頃の慌ただしい時間から開放され
自然の中でゆったりと流れる時を
感じることが出来るのです