子供の頃 祖母の家に泊まると寝る時に「こうするといい臭いでよく眠れるわよ・・・・・」っと
祖母は香水を枕元に「シュッ!!」っとかけてくれました
とてもいい臭いで 子供ながらに嬉しかった事を覚えています
確か ニナリッチのレールデュタン(時の流れ)だったと思うのですが・・・・・・


子供の頃の香りの記憶が大人になっても薄れずに 
香水を作る教室に通った私です
香水の先生はお喋りするお言葉もきれいで
とても品のある素敵な方でした
その先生の教室で 香水の種類や名前
香水の入ったボトルなどを見て 
香りについての勉強をしました
香水の元になる香りの原液を調合して
自分だけの香りを作り
香りからイメージするネーミングをつけ
その香りのイメージにあうアトマイザーに詰めて・・・・・・

とても優雅な楽しい時間でした

そして今はそんな余裕がなくなってしまったのですが
海外に旅行する度に可愛らしいボトルの香水を見つけると
自分のお土産に一つ買って帰ります

最近のお気に入りは
ラリック・テンダーキスの香水ボトル
“ル・ベゼ”
フランス語で“キス”の意
バラのモチーフの中心にはキスをする
カップルの姿がレリーフされています
どうしても欲しくて
最近ようやくオークションで手に入れた
お気に入りの一つです
変わったコレクションでは
アントニオ猪木の香水
「Parfams de Anton」
どうしてこんな物を
猪木は作ったのでしょうか?
この香りから何をイメージしたら
いいのでしょう
1・2・3・ダー!!っか?

これは随分前に父からもらいました

ボトルの雰囲気と名前からイメージして香りを楽しむ・・・・・・
なんて優雅なんでしょうね

普段の生活では なかなか香水を身につける事はない私ですが
たまに思い出して付けてみると
昔なつかしい祖母の記憶が甦って何となく幸せな気分に浸るのです