イギリスのお菓子 

もう随分前のお話になりますが 
イギリスでは一人暮らしのおばあちゃん ミセスダンシーのお宅でホームステイをしていました
彼女のお得意はケーキ作り
日本もイギリスも今では生活様式も変わりつつありますが
ミセスダンシーは典型的なイギリスの生活を実践する人で
週末になると昔からイギリスに伝わるケーキを一緒に作ったものです



こちらはイギリススイーツの代表 スコーン
アフタヌーンティーと言うと必ずスコーンが付いてきます
ナイフをスコーンの横から入れて2つに切り分け
クロテットクリムとジャムを付けていただきます
クロテットクリームは生クリームがバターになったような感じ
コッテリしていても 甘みが薄いのでジャムと一緒にいただきます
とても素朴なお菓子です
結構 大きくて
手の平ぐらいの大きさがありボリューム満点です
アフタヌーンティーのメニューでは
このスコーンが2つも付いてくるのです





こちらはチーズスコーン 切り分けていただきます ロックケーキ 
岩を見立てているのでしょうか
レーズンが入ったハードなクッキーのような感じです




4月のイースターに食べるイースターケーキ
上の黄色い部分はアイシングで出来ているのでとっても甘い!
上に乗っている丸い形の物はイースターエッグ 卵を見立てています
中はラム酒に浸けたドライフルーツが一杯入っていて
ブランデーも沢山入っているので日持ちもします
イースターから数日間 これを食べました 
レモンメレンゲ
 
レモン風味のカスタードクリームの上に
卵白を泡立てて乗せオーブンで焼きます
パリパリとしたメレンゲと中のネットリクリームが何とも相性がよくてレモンのきいた甘酸っぱいクリームが独特です

ライスプディング
・・・・日本人の私には何とも言えない奇妙な組み合わせ
お米・牛乳・お砂糖 これを煮立てた後にオーブンで焼きます
Semolina Pudding 
ライスプディングのお米が粉末になったような感じ
 赤ちゃんの離乳食のようでした


ルバーブ クランブル
ルバーブと呼ばれるセロリのような風貌の野菜(?)をお砂糖と一緒に煮込んだ上に
小麦粉・バター・お砂糖を炒った粉をかけてオーブンで焼いたもの
ルバーブだけでなくリンゴなど他のフルーツでも作ったりします
これは結構美味しいのです♪

フルーツケーキ
ドライフルーツを一杯混ぜ込んだリッチなパウンドケーキです
上にはアイシングをかけて更に甘く・・・・・
これはお昼のパックランチにも登場するのです
ビクトリアサンドイッチ
フルーツケーキとは違い とても軽いスポンジ生地の間に
マーマレードを塗ってサンドします
上には粉砂糖を振りかけます

こんな風に古くからイギリスの家庭に伝わる沢山のケーキをミセスダンシーと作ったのです

まだまだあります今度はティールームのケーキ 


フルーツクランブルのアイスクローム添え

アップルパイのカスタードクリーム添え
アップルパイの生地は日本のとは違いクッキーのような感じ
ホカホカに温められたカスタードと一緒にいただきます


アップルパイのアイスクリーム添え
ホカホカに温められたアップルパイに
冷たいアイスクリームの組み合わせ
パンプディングのカスタード添え
パンに干しぶどうを加えて牛乳を加えて固めたもの
すっしりと重くてかなりハードなデザートです


これはあくまでも私の所感ですが 「イギリスのデザートはイギリスで食べるから美味しい♪」
何故なら日本にはもっと繊細で美味しいデザートが一杯あるから・・・・・
とにかく田舎のティールームではこんな感じのケーキが登場するのです
お皿一杯にはみ出しそうな勢いのハードなデザート
ギョエ〜っと思いつつも全部平らげていた私です

太るのも当然ですね・・・・・
今よりも10キロほど太っていた私でした 
ホホホホ・・・・・